フッ素樹脂コーティングの会社選びガイド

全国の約30社の対応業界・実績を調査

当サイトではフッ素樹脂コーティングをしている会社の選び方をはじめ、各社の対応業界、実績、事例、特徴や拠点情報等々についてまとめました。さらにフッ素樹脂の特性や活用事例、その他の様々な表面処理技術との違いなどについても解説。

さっそくフッ素樹脂コーティングの
おすすめ3選を見る

フッ素樹脂コーティングとは?

フッ素樹脂コーティングに使われる「フッ素樹脂」とは、フッ素と炭素が結合した「フッ化炭化水素」の略称です。単にフッ素を素材に配合している製品(フッ素配合歯磨き粉など)とは異なり、分子中でフッ素が結合していることがフッ素樹脂の特徴です。

フッ素樹脂には、非粘着性や撥水性、すべり性などの様々な特性がありますが、これらの特性を活かすために開発された技術がフッ素樹脂コーティング。工業製品はもとより、家庭用フライパンの内面やアイロンのかけ面、炊飯器の内釜など、日常的にもあらゆるシーンでフッ素樹脂コーティングを目にしています。

なお、実用化されているフッ素樹脂には非常に多くの種類がありますが、それらのフッ素樹脂の中でも特に非粘着性や耐熱性などに優れているとして米国ケマーズ社(旧デュポン社)が商標登録したものが「テフロン™」。「テフロン加工」などの名前でよく知られていますが、この「テフロン加工」は、フッ素樹脂コーティングの一種であることを理解してきましょう。

各種フッ素樹脂には、得意分野と不得意分野があります。フッ素樹脂コーティングを検討する際には、実績の豊富な専門業者にしっかりとニーズを伝え、ニーズに適合した最適なフッ素樹脂をセレクトしてもらう必要があるでしょう。

テフロンコーティングとは

テフロンコーティングとは、1930年に米国デュポン社が開発したフッ素樹脂(PTEF)を使ったコーティングのこと。一般に「テフロン加工」などと呼ばれ、フライパンや鍋など、私たちの日常でもよくテフロンコーティングが施された製品を目にすることでしょう。非粘着性や撥水性、排熱性などが高いという特徴から、テフロンコーティングは、フライパンなどの日用品の他にも様々な製品に活用されています。

テフロンコーティングの特徴や種類などについて、以下のページで詳しくご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

フッ素樹脂コーティングの特徴

すべり性

非常に低い摩耗係数を持つため滑りやすい性質があります。この摩擦係数が低くなることで「ビビり」という現象が起きなくなります。

難付着性

固着しにくい(こびり付かない)性質があり、こびり付いたとしても容易に取り除くことができます。これを難付着性・非粘着性とよびます。

耐熱性

フッ素樹脂は暑さと寒さの両方に強く、種類によって違いはあるものの使用温度範囲は-240度から260度と広いのが特徴です。温度的に過酷な環境でも機能が落ちません。

耐薬品性、耐蝕性

酸やアルカリなどの多くの藥品に侵されない性質を持っています。塗膜が薄いと小さな穴で機能が落ちることもあるため基材を守るに膜厚を厚くすることがあります。

撥⽔性、撥油性

固着しにくい性質は液体に対しても同じでコーティング膜は水や油を弾き、汚れにくくなります。汚れやすい環境下にある工業製品などは掃除がしやすく省力化・効率化できます。

電気特性

フッ素樹脂は電気特性として優れた絶縁性を持っており、温度や周波数に影響を受けにくく誘電率が低いのが特徴です。そのため電子機器関連部品などに広く利用されています。

耐摩耗性

フッ素樹脂は摩耗からものを守る素材として知られています。セラミックなどの他の耐摩耗樹脂と組み合わせるとさらに皮膜強度を向上させることが可能です。

フッ素樹脂コーティングの用途

  • 食品用機器
  • 食品加工向上の炊飯器にフッ素樹脂コーティングを施すことがあります。ご飯の付着を防ぐことで、炊飯器の洗浄工数の削減、ひいては人件費などのコスト削減などにつなげることが目的です。

  • 化学プラント
  • 化学プラントにおいて、金属製の配管タンクや薬液に接する機器などにフッ素樹脂コーティングを施すことがあります。耐食性、撥水性、耐薬品性を高めることが目的です。

  • 潤滑関係
  • 重機パーツの表面塗装に使用する機械類にフッ素樹脂コーディングを施すことがあります。機械類への塗料のこびりつきを防止すること、こびりつきを除去する手間を軽減させることが目的です。

  • OA機器
  • レーザービームプリンタの定着ロール、加圧ロール、軸受け・紙送りコロ、剥離爪などにフッ素樹脂コーティングを施すことがあります。パーツの耐熱性や非粘着性を高めることが目的です。

  • 絶縁関連
  • 電子部品製造の電気メッキ工程で使用する治具に、フッ素樹脂コーティングを施すことがあります。治具の耐食性、非粘着性、離型性、電気特性などを高めることが目的です。

フッ素樹脂コーティングの加工工程

フッ素樹脂コーティングの一般的な加工工程は次の通りです。

  • 1.事前点検
  • フッ素樹脂コーティングを施す基材の点検を行い、コーティングに不都合がある箇所の有無を確認します。不都合がある場合、該当箇所の修正が必要となる場合があります。

  • 2.脱脂処理
  • 「空焼き」により、焼成温度よりも高い温度で基材を加熱して油脂や汚れを除去します。「空焼き」が適さない基材の場合、溶剤で洗浄して油脂や汚れを除去します。

  • 3.下地処理
  • モランダム、グリッドの砥粒と空気によりコーティング面をブラストし、サビや汚れを除去。あわせて、3~6ミクロンほどに粗面化します。ブラストを行えない基材については、それぞれの特性に適した下地処理を行います。

  • 4.塗装
  • 基材とフッ素樹脂との密着度を高めるため、プライマー塗装を行います。

  • 5.焼成
  • 炉でプライマーの焼付を行います。

  • 6.塗装
  • 塗装機、または手動により、フッ素樹脂のエナメルをスプレー塗装します。次いで、静電、または特殊な塗装機によりフッ素樹脂のパウダーを塗装します。

  • 7.焼成
  • フッ素樹脂を塗装した基材を加熱し、一時的に樹脂を溶解させることで塗膜化します。フッ素樹脂の焼成炉には、400℃以上の加熱能力が必要です。なお、加工可能な基材の大きさは、焼成炉に収まるサイズまでとなります。

  • 8.塗装と焼成の繰り返し
  • 「塗装」と「焼成」を繰り返し、基材が希望の状態になるまで塗膜に厚みを付けていきます。

  • 9.完成検査
  • フッ素樹脂コーティングが終了後、仕様通りに加工が出来ているかどうかを検査します。検査結果の判定は検査要領書に従います。

フッ素樹脂コーティング会社の
選び⽅のポイント

事業所・工場拠点が自社と近い

最適な表面処理方法を探るために試行錯誤が必要なケースもあります。拠点が近ければ、相談しやすく現地確認もできるほか、受託加工から製品の搬送まで多くのメリットがあります。

QCDの改善意識が強い(自動車業界の実績があるなど)

QCDとはQuality(品質)、 Cost(コスト)、Delivery(納期)のこと。自動車業界ではこのQCD改善を半年に1度など定期的に厳しく要求されます。自動車業界の実績のある会社はコストや品質などが一定水準以上であると想定できます。

多種多様なフッ素樹脂コーティングを扱っている

多くの種類をあつかっていれば用途に合わせた最適なフッ素樹脂コーティングを提案してもらえる可能性が高いといえます。フライパンで有名なテフロン™は海外のフッ素樹脂コーティングの一つ。この他にも、国内にはAGC(旭硝子)、ダイキンの他、多くの企業がフッ素樹脂コーティングを開発しており、様々な商品用途にあわせた多種多様なフッ素樹脂コーティングが日々開発されています。

全国展開の
フッ素樹脂コーティング会社3

全国のフッ素樹脂コーティング会社を調査し、上の選び方ポイントを踏まえたうえで、全国3拠点以上の事業所を保有し、従業員数80名以上の会社規模で、さらにコスト品質納期(QCD)が厳しい自動車業界での実績があり、多種多様なフッ素樹脂コーティングを取り扱う会社3社をピックアップしました。(2021年5月時点調査)

株式会社
フロロコート名古屋(東京シリコーングループ全体を含む)
特徴
フッ素樹脂コーティングの日本のパイオニア※として表面改質技術と実績で業界をリード!多種多様な塗料と技術力で特注品から量産化まで対応。
拠点
  • 愛知県⼀宮市
  • 埼⽟県川越市
  • 岡⼭県岡⼭市
  • 新潟県⻑岡市
株式会社吉⽥SKT
特徴
自社オリジナルのフッ素樹脂コーティングをはじめ多種多様な塗料をあつかっており、有機無機複合コーティングなどオリジナルのコーティング剤で対応
拠点
  • 愛知県名古屋市
  • 東京都荒川区
  • 神奈川県横浜市
  • 広島県広島市
  • ⼭⼝県美祢市
⽇建塗装⼯業株式会社
特徴
フッ素樹脂コーティングの他、自社独自の特許製品やセラミックコーティングなどフッ素樹脂以外のコーティングにも幅広く対応。
拠点
  • 東京都荒川区
  • 埼⽟県春⽇部市
  • 栃⽊県⼩⼭市

※1957年フライパンの表面のふっ素樹脂加工に日本で初めて成功(東京シリコーン公式サイトhttp://www.t-silicone.co.jp/

イメージ

[PR]業者選定で気をつけたいこと&
様々な表面処理技術の違いについて比較解説

フッ素樹脂コーティングの日本のパイオニアであるフロロコート名古屋様(日本シリコーングループ)の監修のもと、表面処理業者を選定・相談する際に気を付けたいことや、フッ素樹脂コーティングとはじめとした様々な表面処理技術の違いを比較解説しています。
表面処理・コーティングの相談先選びの参考にしてください。

全国展開の
フッ素樹脂コーティング会社3選を
詳しく紹介

全国のフッ素樹脂コーティング会社を調査し、上の選び方ポイントを踏まえたうえで、全国3拠点以上の事業所を保有し、従業員数80名以上の会社規模で、さらにコスト品質納期(QCD)が厳しい自動車業界での実績があり、多種多様なフッ素樹脂コーティングを取り扱う会社3社をピックアップしました。(2021年5月時点調査)。ここではさらに詳しく見ていきましょう。

フッ素樹脂コーティングの日本のパイオニアとして業界をリード

株式会社フロロコート名古屋
(東京シリコーングループ全体を含む)

フロロコート名古屋画面キャプチャイメージ

引用元:フロロコート名古屋公式サイト
https://www.fluorocoat-nagoya.co.jp/

株式会社フロロコート名古屋の特徴


株式会社フロロコート名古屋は1967年の創業以来、常にフッ素樹脂コーティングを中心に表面改質技術業界をリードしてきたパイオニア企業です。迅速な対応と提案力、技術力を強みとして優れたノウハウと実績を積み上げてきました。

特にフッ素樹脂の難付着性やすべり性、耐摩耗性といった特性が生かせる自動車業界に強く、その他、医療や半導体、宇宙・航空業界といった精密さが求められる業界や食品加工機械業界など幅広く対応しています。

フッ素樹脂コーティングメーカーの中でもトップクラスの評価機器・設備が整っており(公式サイトよりhttps://www.fluorocoat-nagoya.co.jp/technology.html 2021/7/3時点)、グループ企業も合わせ本社のある愛知県を中心に新潟県から岡山県まで全国規模で、課題解決のためのコーティング処理を提供しています。小さい(2~3ミリ)部品から大きい(幅1,300mm×長さ3,900mm×高さ1,050mm)まで幅広い部品の加工が可能です。

塗装ロボットや自社設計した連続塗装ラインも完備。多種多様な塗料と技術力で自動車部品などの量産はもちろん、特注品や試作品などにも対応しており、評価試験なども含め顧客の製品開発までサポートしています。

  1. 拠点

    愛知県⼀宮市(名古屋)、埼⽟県川越市、岡⼭県岡⼭市、新潟県⻑岡市

  2. 実績のある業界

    自動車、医療、半導体、食品加工機械(鉄板、窯など)、一般産業機械、化学、 ゴム、OA機器、製紙・印刷機械、繊維機械、建築、宇宙・航空

公式サイトに掲載している事例

清掃時間が短縮し熱交換器も破損しなくなった

自動車などのメッキ工程で、熱伝導が低下し定期的な清掃(スラッジの除去)に時間がかかる問題に対し、ふっ素樹脂コーティングを行うことで、清掃時間が2~3時間まで短縮し効率化。熱交換器本体も破損しなくなりました。

参照元:フロロコート名古屋公式ページ(https://www.fluorocoat-nagoya.co.jp/service_case01.html

ガスケットのスムーズな開閉と耐磨耗性を実現

自動車のガソリンキャップのガスケット(ゴム材)のガスシール性を維持しつつ、スムーズに開閉できるすべり性と開閉動作に対する耐磨耗性を実現するために、ゴムに追従するフッ素樹脂コーティングを実現しています。

参照元:フロロコート名古屋公式ページ(https://www.fluorocoat-nagoya.co.jp/service_case03.html

会社基本情報

株式会社フロロコート名古屋:

資本金 従業員数 設立年
7,200万円 57名 1967年7月

株式会社フロロコート(グループ会社 関東・四国):

資本金 従業員数 設立年
2,000万円 110名 2005年3月

東京シリコーン株式会社(グループ親会社):

資本金 従業員数 設立年
1億5750万円 該当情報はみつかりませんでした。 1954年10月

フロロコート名古屋の
公式サイトで詳細を確認

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自社オリジナルをはじめ多種多様なフッ素樹脂コーティングに対応

株式会社吉田SKT

吉田SKT画面キャプチャイメージ

引用元:吉田SKT公式サイト
https://www.y-skt.co.jp/

株式会社吉田SKTの特徴


株式会社吉田SKTは業界歴の長い表面処理加工の専門会社です。1968年に米国デュポン社とライセンス契約し、現在では数百種類の表面処理に対応するまでになりました。

目的に応じてPTFE、FEP、PFA、高温型変成タイプ、低温型変成タイプなど最適な種類を選択し、自動車部品はもちろん半導体・電子、化学工業、食品、医療、航空宇宙産業まで幅広い業界での実績があります。

コーティング処理においては量産品はもちろん、機械の一部品でも柔軟に対応。充実した自社設備を持つ生産拠点も全国にあり、精密部品から深さ6mのタンクまで加工可能。またコーティングの種類によっては現場施工もできます。

さらに非粘着性に特化したコーティングや有機無機複合コーティングなどオリジナルの表面処理も可能で、製造現場で実際に使用する前に性能測定をして比較検討も可能なので納得のコーティングを実現します。

  1. 拠点

    愛知県名古屋市、東京都荒川区、神奈川県横浜市、広島県広島市、山口県美祢市

  2. 実績のある業界

    自動車部品/半導体・電子/化学工業/医療/食品/

公式サイトに掲載している事例

自動車塗料の付着が改善し清掃がスムーズに

自動車部品の塗装ラインでマスキング治具に付着する塗料の清掃に時間と労力がかかる問題に対し、フッ素樹脂コーティング(テフロン™)を採用。従来よりも高い離型性が得られ塗料の付着が改善し清掃がスムーズになりました。

参照元:吉田SKT公式ページ(https://www.y-skt.co.jp/archives/95

精米設備の米の残留を防ぎメンテナンスも減少

振動により自動的に次工程に搬送するお米の残留を防ぐため、ふっ素樹脂のみで滑らかで細かい凹凸を形成するコーティングを施したところ、お米とフィーダーが触れる面積が小さくなりメンテナンス作業も減りました。

参照元:吉田SKT公式ページ(https://www.y-skt.co.jp/archives/108

会社基本情報

資本金 従業員数 設立年
5,000万円 150名 1950年4月

吉田SKTの
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セラミックコーティングなどフッ素樹脂以外のコーティングも可能

日建塗装工業株式会社

日建塗装工業公式サイト画面キャプチャイメージ

引用元:日建塗装工業公式サイト
http://www.nikken-toso.co.jp/

日建塗装工業株式会社の特徴


日建塗装工業株式会社は半導体や一般産業機械から食品、建築に至るまで数多くの業界・業種で実績がある塗装・コーティングの専門会社です。昭和41年にデュポン社指定工場になり業績を大きく伸ばしてきました。

塗装やコーティングは要望に合わせてカスタマイズが可能。フッ素樹脂コーティングはもちろん、独自開発した塗膜も提供。自社で特許開発したコーティングやセラミックコーティングなどさまざまなタイプに対応します。

またロボット塗装の導入により高品質を維持。脱脂処理、下地処理を経て塗装。その後、焼成、冷却、検査という流れで納品されます。SEM(走査電子顕微鏡)により細部まで塗膜の解析を行うため仕上がりもきれいです。

25℃±5℃の環境で細菌を死滅させる抗菌コートや導電物質を均一に分散させる帯電防止コートなど特殊コートも可能なので、これまで一般的なコーティングは諦めていたケースでも相談すれば解決することが期待できます。

  1. 拠点

    東京都荒川区、埼玉県春日部市、栃木県小山市

  2. 実績のある業界

    一般産業機械/化学/半導体/食品/医療/自動車/ゴム/医薬/OA機器/製紙・印刷/繊維/建築/

公式サイトに掲載している事例

炊飯設備の異物混入防止の為のコーティング

食品関係では異物混入は大きな問題です。それを防止し生産効率や洗浄性を追求するために剥がれにくいコーティング膜を生成するフッ素樹脂コーティングを提案。具体例としては炊飯釜やホッパー、ほぐし羽などがあります。

参照元:日建塗装工業公式ページ(http://www.nikken-toso.co.jp/products/industry/food.html

製薬現場のクリーンな環境整備のために活用

医薬業界の製造現場ではクリーンな環境が求められますが、洗浄性を高め金属との直接の接触を避けるために耐薬品性があるフッ素樹脂コーティングを活用。具体例としてはタンクや反応槽、分離機などがあります。

参照元:日建塗装工業公式ページ(http://www.nikken-toso.co.jp/products/industry/medicine.html

会社基本情報

資本金 従業員数 設立年
1億円 85名 1947年5月

日建塗装工業の
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フッ素樹脂コーティング会社
カタログ

全国の表面処理加工会社をリサーチ。その中でも高度な技術力でフッ素樹脂コーティングを中心に、優れた実績を上げている会社を一覧にまとめました。拠点が近いなど利用しやすさも含め依頼先を決める参考にしてください。

株式会社フロロコート名古屋

【実績ある業界】
自動車、医療、半導体関連、食品業界宇宙・航空

拠点
愛知県一宮市、埼玉県川越市、岡山県岡山市、新潟県長岡市

日本フッソ工業株式会社

【実績ある業界】
半導体・電子部品、医薬製造、合成ゴム・タイヤ、化学業、インキ・塗料、造粘着剤製造、フィルム製造

拠点
大阪府堺市、東京都江戸川区、埼玉県春日部市

株式会社吉田SKT

【実績ある業界】
自動車部品、半導体・電子、化学工業、医療、食品

拠点
愛知県名古屋市、東京都荒川区、神奈川県横浜市、広島県広島市、山口県美祢市

関西ポリマー株式会社

【実績ある業界】
自動車、医療、食品、半導体、産業機械、住宅設備

拠点
大阪府貝塚市、埼玉県戸田市

株式会社淀川ACC

【実績ある業界】
自動車、医療、食品、半導体、産業機械、住宅設備

拠点
愛知県一宮市、神奈川県厚木市

株式会社ナカヤマ工業

【実績ある業界】
精密部品、自動車部品、電子部品、食品関連機器

拠点
愛知県江南市、愛知県小牧市

日建塗装工業株式会社

【実績ある業界】
一般産業機械、化学、半導体、食品、医療、自動車、ゴム、医薬、OA機器、製紙・印刷、繊維、建築

拠点
東京都荒川区、埼玉県春日部市、栃木県小山市

株式会社シャイン工芸

【実績ある業界】
家庭用品、工業部品、化学工業、食品工業

拠点
奈良県北葛城郡

東海ライニング工業株式会社

【実績ある業界】
軽金属加工、家庭電器、ガス機器、製パン業界全般、食品機械、工業品製造加工、ゴム製品製造、金型製作所

拠点
岐阜県安八郡、静岡県御前崎市、群馬県太田市

太陽フロロ株式会社

【実績ある業界】
自動車、半導体、食品(工場)、倉庫、薬品・化学

拠点
神奈川県綾瀬市

株式会社関西技研

【実績ある業界】
食品工業、化学工業、繊維、製紙工業、家庭用品

拠点
奈良県北葛城郡

株式会社サンフロロ

【実績ある業界】
食品、環境関連機器、家電、製造(各種金型)

拠点
埼玉県川口市

日本エムティ株式会社

【実績ある業界】
自動車(各種部品)半導体

拠点
愛知県春日井市

株式会社竹中製作所

【実績ある業界】
各種部品製造(自動車部品、建築部品、航空機器部品、上下水道用部品)、建築、石油化学プラント

拠点
大阪府東大阪市、東京都中央区、兵庫県神戸市

株式会社東海サンブラー

【実績ある業界】
金型製造、半導体、食品製造

拠点
愛知県小牧市

株式会社仲田コーティング

【実績ある業界】
自動車、電気・機械、建築・土木、医療機器、食品加工

拠点
神奈川県横浜市、東京都町田市、京都府八幡市

株式会社ネオテック

【実績ある業界】
自動車、医療機器

拠点
神奈川県足柄上郡

株式会社YMMフードサービス

【実績ある業界】
家庭用品、工業製品

拠点
大阪府堺市

オキテック株式会社

【実績ある業界】
自動車、精密機器、水道

拠点
三重県名張市

東洋ドライルーブ株式会社

【実績ある業界】
自動車機器、電気・電子機器、光学機器、航空・防衛関連機器

拠点
東京都世田谷区、神奈川県愛甲郡、群馬県太田市、愛知県春日井市

グローバルコーティング株式会社

【実績ある業界】
自動車、電気部品・機器

拠点
東京都千代田区、埼玉県上尾市

株式会社沢平

【実績ある業界】
自動車、医療機器

拠点
茨城県日立市

有限会社シンアイ産業

【実績ある業界】
食品、医薬、半導体、化学工業

拠点
愛知県江南市

株式会社エフシー

【実績ある業界】
食品、半導体、各種工業製品

拠点
大阪府柏原市

日熱工業株式会社

【実績ある業界】
食品、工業製品

拠点
大阪府羽曳野市

株式会社野村鍍金

【実績ある業界】
鉄鋼、半導体、航空・宇宙産業

拠点
大阪府羽曳野市

フッ素樹脂コーティングの
基礎知識

適用範囲が広いフッ素樹脂コーティングですが、最大の効果を得るためにはその性質について正しく理解しておくことが重要です。そこでここではフッ素樹脂の特性やそれを生かす利用方法など知っておくべき基礎知識をまとめました。

すべり性

摩擦係数が低く滑りやすいフッ素樹脂コーティングの特性を生かせる利用方法について解説。どのような業界に向いているかなども含め、実際の活用事例もチェックできます。

難付着性

こびり付きを防ぐ非粘着性や難付着性は代表的なフッ素樹脂コーティングの特性の一つ。ものが付着しにくくなるメカニズムや問題解決した活用事例なども紹介しています。

耐熱性

暑さ、寒さに強いフッ素樹脂は過酷な温度環境の中でも耐える力があります。そうした特性を生かす利用方法や他の特性と組み合わせるプラスの効果などについて解説しています。

耐薬品性、耐蝕性

薬品に侵されることがない特性を持つフッ素樹脂は工業用製品のコーティングに広く用いられています。どのような業界に向くのか実例も紹介しながら性能を解説しています。

撥⽔性、撥油性

ほとんどの物質が固着しないフッ素樹脂は撥水性や撥油性にも優れます。なぜそのような性質が生まれるのか、その詳しいメカニズムと有効な利用方法について紹介しています。

電気特性

誘電率が低く電気抵抗率が高いフッ素樹脂はコーティングにより優れた絶縁性を発揮します。そうしたフッ素樹脂の電気特性データや具体的な用途・実例などを紹介します。

耐摩耗性

耐摩耗性を上げるための方法として採用されるフッ素樹脂コーティング。すべり性や非粘着性など他の特性も合わせて有効性を高める利用方法や活用事例について解説しています。

テフロン™コーティングとは?

焦げ付きや、こびり付きを防ぐことでよく知られるテフロンコーティングについて紹介。そもそもテフロン™とは何なのか、フッ素樹脂コーティングとの違いも含め解説しています。

フッ素コート、
フッ素加⼯とは?

フッ素樹脂コーティングと似たような用語にフッ素コートやフッ素加工があります。各々の違いやフッ素樹脂コーティングの位置づけなど疑問点解消のため情報を整理しました。

フッ素樹脂
コーティング
のデメリット

フッ素樹脂塗料を使用したコーティングは、さまざまなメリットがある一方で価格が高い、ひび割れの恐れがあるなどのデメリットもあります。この記事では、ほかの塗料との違いやデメリットについて解説しています。

フッ素樹脂
コーティングの
検査方法とは?

フッ素樹脂コーティングの検査方法は主に外観検査、膜厚測定検査、ピンホール検査を行います。この記事では、それぞれの検査工程に関するポイントを解説していきます。

セラミック
コーティング
とは

セラミックコーティングとは、自動車や外壁塗装などのさまざまな表面処理に利用される技術の一つです。優れた耐久性や光沢性が魅力です。この記事では特徴やフッ素樹脂コーティングとの違いを解説していきます。

フッ素樹脂
コーティングの
難燃性について

フッ素樹脂コーティングはさまざまな特性を持つ中で、難燃性を活かしさまざまな産業界で使用されています。この記事ではフッ素樹脂コーティングの難燃性と利用方法について解説していきます。

フッ素樹脂コーティング会社
事例集

公開されているフッ素樹脂コーティングの実際の加工事例を集めました。どのような用途があるかだけでなく、現場が抱える問題をそれを解決するためにフッ素樹脂コーティングがどう活用されたのかを要求特性を含め紹介しています。

フッ素樹脂の特性を理解できても、それを有効化できるかどうかは表面処理/コーティング会社の技術力や提案力に懸かっています。解決事例をチェックしながら自社のコーティング検討材料として役立てていただけたら幸いです。

イメージ

[PR]業者選定で気をつけたいこと&
様々な表面処理技術の違いについて比較解説

フッ素樹脂コーティングの日本のパイオニアであるフロロコート名古屋様(日本シリコーングループ)の監修のもと、表面処理業者を選定・相談する際に気を付けたいことや、フッ素樹脂コーティングとはじめとした様々な表面処理技術の違いを比較解説しています。
表面処理・コーティングの相談先選びの参考にしてください。