ここではフッ素樹脂コーティングを中心として、表面加工処理を通じ、さまざまな業界のサポートを行っている会社をリストアップして紹介しています。
こちらの一覧の他にも、当サイトではフッ素樹脂コーティングをしている会社の選び方をはじめ、各社の対応業界・実績・事例・特徴等々についてまとめています。
中でも、フッ素樹脂コーティング会社を選び部上でのポイントとして、以下の3点に着目。
この選び方ポイントを踏まえたうえで、おすすめのフッ素樹脂コーティング会社をピックアップしているので、こちらも参考にしてみてください。
フッ素樹脂の難付着性やすべり性、耐摩耗性が生かせる自動車業界に強く、施工事例でも自動車関連パーツが紹介されています。その他、医療や半導体といった精密さが求められる業界に多くの導入実績があります。
株式会社フロロコート名古屋はフッ素樹脂コーティングのリーディングカンパニーとして1967年の創業からずっと業界に貢献。迅速な対応と提案力、技術力をベースとした優れたノウハウ・実績を強みとしています。
コーティングの納期短縮やコスト削減に積極的に取り組み、フッ素樹脂コーティングを行った製品の追跡調査を行うなど品質向上にも注力。事前に要望や目的などをヒアリングを行った上で最適なコーティングの種類や方法などを提案します。
塗装ロボットや自社設計した連続塗装ラインも完備し、自動車部品などの量産に対応していますが、その一方で試作品なども含め、業種や数量に問わずフッ素樹脂コーティングが可能で、評価試験なども実施し製品開発にも協力しています。
【グループ会社】
業界を問わずさまざまなニーズに対応していますが、もともとフッ素樹脂の使用量が多い半導体・電子部品や製造工程でフッ素樹脂コーティングの機会がある医薬品製造分野において多くの実績があります。
1964年に創業した日本フッソ工業株式会社は1968年にはデュポン社の業用テフロン™コーティング指定工場に認定。その後、半世紀以上に渡りフッ素樹脂コーティングの専門会社として活動し、様々な業界の問題解決をサポートしています。
PTFE、PFA、FEP、ETFEなど一般的なフッ素樹脂によるコーティングはもちろん、静電気帯電が防止できるフッ素樹コーティングを世界に先駆けて提供したり、高粘度粘着物専用のフッ素系タックフリーにも対応します。
フッ素樹脂以外では高硬度のセラミックコーティングや次世代の硬質系・非粘着コーティングとして注目されるエミューコートなども取扱っており、表面処理技術研究所で新分野の研究・分析や新たな課題の解決にも取り組んでいます。
取扱っているコーティングの種類が豊富であらゆる要望に応えられるため、対応する業界もあまり偏りがなく表面処理加工に応じています。まだ表面処理の導入が進んでいない分野に向けても積極的に働きかけています。
株式会社吉田SKTは1963年にふっ素樹脂加工をスタート。1968年にテフロン™を商標化した米国デュポン社とライセンス契約。フッ素樹脂コーティングへ古くから取り組み、現在では数百種類の表面処理に対応します。
フッ素樹脂コーティングは量産品はもちろん精密部品から深さ6mのタンクまで加工可能で、目的に応じてPTFE、FEP、PFA、高温型変成タイプ、低温型変成タイプなど最適な種類を選択。食品用機器から航空宇宙産業機器まで実績があります。
またオリジナル表面処理も行っており、バイコート®と呼ばれる超耐久性ふっ素系有機コーティングや帯電防止性能が高いセーフロン®などを開発。その他、シリコーン系コーティングやセラミックコーティングにも応じています。
関西ポリマー株式会社はフッ素樹脂コーティングの非粘着性、すべり性(低摩擦係数)を生かし工場の生産効率に採用されるケースが多くなっています。そのため食品から医薬品、繊維業界まで多岐にわたり対応しています。
関西ポリマー株式会社は1978年に成形用金型にふっ素樹脂を施工する会社として創立。その後、サンドブラスト設備や大型ガス炉、電気炉などを整備し、顧客のニーズに合わせてさまざまなコーティング対応を可能にしました。
フッ素樹脂コーティングは薄膜のPTFEや簡易耐蝕が可能なPFA、滑らかなピンホールの少ない皮膜を形成するFEPなどに対応。金属だけでなくゴム、シリコーンゴム、樹脂を対象にしたコーティングにも実績があります。
その他にフッ素樹脂よりも高い耐摩耗性をもつPPSやPEEK樹脂コーティング、セラミックコーティングも可能で、要望や目的によっては無機系超非粘着コーティングといった特殊加工にも対応します。
株式会社淀川ACCの表面処理の種類はフッ素樹脂コーティングではPTFE、FPA、ETFEです。特にPTFEは自動車分野から食品、住宅設備まで幅広い業界での実績があり、産業機械分野では一部PEEK加工も行っています。
株式会社淀川ACCは淀川ヒューテックグループの1社で各種樹脂コーティングを専門に行っています。平成7年の創立以来、高度な表面改質技術を用いてさまざまな業界・製品のサポートや問題解決に貢献してきました。
最小5mm~最大4000mmまで特殊コーティングも対応できる設備を有し、多品種小ロットや大型なものまで依頼を受けることが可能です。品質管理に力を入れており、まずサンプル品を納入し顧客が納得した後に生産を始めるので安心です。
フッ素樹脂コーティング以外にも耐摩耗性に優れるPEEKコーティングや高い耐熱性を持つPPSコーティングにも対応。どのコーティングも薄膜から厚膜まで調整可能で、用途や機能をヒアリングした上で最適なコーティングを提案します。
株式会社ナカヤマ工業はさまざまな製品、部品の外観検査を専門としているため、精密部品や自動車部品などを取扱う企業を得意とします。取引先企業を見ても電子部品や機械部品関連メーカーの割合が高くなっています。
株式会社ナカヤマ工業は自社にクリーンルームを完備し外観検査を中心にさまざまな企業をサポートするサービスを提供しています。治具のメンテナンスの一環でフッ素樹脂コーティングも行っており試作品の小ロットから対応可能です。
外観検査で大手企業との取引もあり、コーティングでも材料メーカーや治具製造メーカーと連携して問題解決ができるのが強みです。母材の特性、用途、環境に応じて最適な提案をしますが特に厚塗りコーティングに注力しています。
フッ素樹脂コーティングの種類はPTFE系、PFA系、ETFE系でコーティングからめっきまで幅広く対応。治具作成とコーティングの同時受けや、粘着物の付着防止や耐熱性のある母材の部分コーティングなどの要望にも柔軟に応じます。
日建塗装工業株式会社の公式ページ「製品紹介」で業界別・用途別で探すことが可能で、半導体や一般産業機械から食品、建築に至るまで数多くの業界・業種でコーティング実績があることがわかります。
日建塗装工業株式会社はその名が示すとおり、塗装やコーティングを専門に行なっている会社です。昭和41年にデュポン社指定工場になってからフッ素樹脂コーティングの比重が高くなり業績を伸ばし春日部と小山にも工場を設置しています。
コーティングや塗装においては顧客からの要望を個別に設計・カスタマイズできるのが強みで、ロボット塗装の導入により高品質を維持。フッ素樹脂コーティング以外のコーティング技術も積極的に採用しています。
自社独自の真空技術を使用することでプライマー不使用で高純度のフッ素樹脂被膜を形成するハイパーコートも提供。フッ素樹脂の優れた電気特性を有し、紫外線の影響も受けないため紫外線照射を行う箇所にも適用します。
株式会社シャイン工芸ではフッ素樹脂コーティングの非粘着性・不活性を利用して家庭用品や食品工業の対応割合が高くなっています。また高く評価されている非濡性・耐薬品性で化学工業への利用もあり耐蝕性ライニング加工も行っています。
株式会社シャイン工芸は「地球をもコーティングする」をモットーとするフッ素コーティングやセラミックコーティングなどを中心とした表面処理加工会社です。その技術力を生かし、各種厨房機器製造・販売も行っています。
各種ブラスト機が揃う下地処理設備、粉体塗装機やロボットを使った塗装設備、乾燥・焼成炉設備など社内設備が充実。また現在はベトナムや中国にも工場を設置し、海外でのニーズに対応したコーティング体制を構築しています。
フッ素樹脂加工以外のコーティングとしてはゾルゲル法で多種多様な製品に適用できるセラアーマーや耐蝕ライニングのブルーアーマー、ポリウレア樹脂で被膜を形成するポリウレアコーティングなど将来を見据えたコーティングも導入しています。
東海ライニング工業はコーディング専門会社として活動しているため取引先はメーカー系が多くなっています。数はそれほど多くはないかもしれませんが個人向けコーティングサービスも提供しています。
東海ライニング工業は1967年の設立当初からフッ素樹脂加工を専門とする会社として活動。その後、地道に加工技術を積み重ね、現在ではさまざまなニーズに応えられる総合コーティングメーカーとして事業を拡大しています。
本社のある岐阜県に3つの工場があり、その他に静岡と群馬にも工場を持つほど設備が充実。米ケマーズ社のライセンシー工場の指定を受け高い技術力をもってテフロン™を中心としたコーティングを行っています。
産業用コーティングだけでなくフェニックスコーティングと呼ばれる個人向けサービスも提供。フライパンや料理用鉄板の表面の剥がれを修復したり、焦げ付き防止のフッ素樹脂加工処理にも対応しています。
太陽フロロはコンベアベルトの製作を手掛けているため、その導入先である企業の製造ラインに多くの実績があります。工業用パーツにフッ素樹脂コーティングを行うだけではなコンベアベルト性能向上に表面加工技術を活かします。
太陽フロロ株式会社はフッ素樹脂ガラスクロスの加工メーカーです。主な製品はコンベアベルトでフッ素樹脂を含浸させた物をベルト状に加工したり、フッ素樹脂粘着テープ、ガラスクロスもありますが、そのほとんどはオーダーメイドです。
さまざまな用途に合わせて製作してきたコンベアベルトのコーティング技術を生かし、顧客から預かった製品や部品に樹脂コーティングも行っています。細かい部品や小さな部品も熟練スタッフが1個から丁寧に加工するので安心です。
その他の製品も遠赤外線乾燥炉など産業・工業用が目立ちますが、「エコトレー」は一般家庭用に販売しているもので、オーブントースターや電子レンジなどで下に敷いて使用すると食品の焦げ付きを防ぐことができます。
工業用部品のフッ素樹脂コーティングはもちろん、鍋やフライパンなどの家庭用調理器具などの実績も豊富で、テフロン™加工の非粘着性を生かしたコーティング加工を得意としています。
株式会社関西技研はフッ素樹脂コーティングをメインとした金属表面処理加工を行っている会社です。自社工場で加工するため商社や販売店などの中間マージンがなく低コストでスピーディーな施工が可能なことが強みです。
基材1個からの加工にも対応しており、工業用部品などの産業用途だけでなく、家庭用途のテフロン™加工も可能。フライパン・両手鍋、ホットプレートも1個につき1,500~4,000円前後で引き受けてもらえます。
フッ素樹脂コーティング以外では溶射加工やセラミックコーティング、ブラスト加工も得意としており、耐久性を高めるために複合型の表面処理加工にも対応。電話や問い合わせフォームから気軽に依頼することができます。
小型・大型に関わらず機械部品のコーティング加工に強く、すべり性の高いフッ素樹脂コーティングを中心に対応しているため、日常生活でも使用するフライパンやお菓子の焼き型など食品関連の機器の事例が目立ちます。
株式会社サンフロロは昭和51年の創業当初からフッ素樹脂コーティングを専門に行い、これまで1,000社以上の加工実績(※平成24年時点の累計数 公式サイトより2021/7/3時点)があります。規模の大小や数量に関わらず、柔軟に対応することで技術・ノウハウを蓄積をしてきました。
平成3年には第二工場を新設。種類によって性質の異なるフッ素樹脂を状況に応じて使い分け、目的に合ったコーティングができるのが強みです。コーティング範囲や使用条件が明確ならネジ1個から対応してもらえます。
またフッ素樹脂コーティング以外に硬度をアップさせるセラミック溶射や金属溶射やエレクトロニクス分野での応用が期待されるスクリーン印刷にも対応しており、溶射やブラスト設備、焼成炉はすべて自社工場内に完備されています。
PTFEを使用したドライ潤滑コーティングは自動車関連部品に数多くの実績があります。その他に金属メッキも行っており、電子部品や半導体分野で活用。業界を問わず複合コーティングすることで対応しています。
1987年の創業から表面処理に特化して事業展開する専門会社です。すでに4万点以上の処理実績があり100社以上の受託加工に応じてきました。表面処理のラインアップが豊富であらゆるニーズに柔軟に対応できるのが強みです。
シリーズ化している表面処理メニューは複合的な表面処理を行うことも可能で、例えばドライサーフェスとセラミックサーフェスを組み合わせることで、両方の特徴を生かした多彩なコーティングを実現しています。
フッ素樹脂(PTFE)を中心としたドライ潤滑コーティングの他に、PVD・CVDセラミックコーティング、精密機能メッキに対応し、評価・検査設備も整っているため、試作評価から量産、アフターフォローまで自社対応できます。
ボルトやナットなどの製造をメインに事業を展開しているため、機械部品関連業界に強いと言えます。そうした金属部品の腐食を防ぐために、フッ素樹脂塗装や高度の防食技術を使った表面処理を行っています。
竹中製作所はボルト・ナットの製造を主体として昭和10年に個人経営からスタート。その後、海軍監督官指定工場となり事業を拡大しました。樹脂コーティングボルト・ナットの特許を取得するなど表面処理にも力を入れています。
海水や砂漠などの過酷な環境下でも高い防錆防食性を維持するフッ素樹脂塗装「タケコート®-1000」は世界トップシェアを誇り(公式サイトより https://www.takenaka-mfg.co.jp/bolt/takecoat-1000/ 2021/7/3時点)、アラブ首長国連邦国営石油会社(ADNOC)から防錆防食性コーティングボルトとして認められています。
タケコートに代表されるフッ素樹脂塗装以外にも、カーボンナノチューブを用いた表面処理や潤滑性に優れるセラミックコーティング(タケコート®-セラミック1)を開発するなど金属部材に最適なコーティング技術を有しています。
フッ素樹脂コーティングは工業用途だけではなく、ケーキの焼き型やたこ焼きの焼き型、炊飯器、フライパンなど民生用にも対応。大型の洗浄装置や焼成炉も備えているためサイズの大きな製品でも自社内で行っています。
東海サンブラーは昭和54年に個人事業者として創立。平成3年に法人化し、現在は金属やゴム、プラスチックを対象としたフッ素樹脂コーティング、サンドブラスト処理を行っている表面処理専門の会社です。
フッ素樹脂コーティングにもいくつか種類がありますが、東海サンブラーが対応するのは主にPTFE樹脂・PFA樹脂・FEP樹脂・ETFE樹脂。熟練の作業員が在籍し、膜厚精度の求められたり厚膜仕様の物でも対応可能です。
またフッ素樹脂コーティング以外では、フッ素樹脂よりさらに耐摩耗性、強度、耐久性に優れる英Victrex社開発のPEEK樹脂コーティングにも対応。調理器具や耐薬品性、非粘着性が求められるものに使用しています。
各種機械・装置の製造も行っている仲田コーティングでは自動車や電気部品分野のコーティングに豊富な実績があり、フッ素樹脂コーティングにおいては耐熱・耐薬品性の高さを生かし、配管部品や薬品槽のコーティングも行っています。
仲田コーティングは1970年の創業から40年以上、フッ素樹脂コーティングの技術と経験を積み重ねてきました。大量生産はもちろん試作品を1個のみや2000mm×2000mm×4000mmまでの大物商品のコーティングにも柔軟に対応します。
また熟練職人が指定の膜厚にコントロールして仕上げることも可能。耐熱性や非粘着性に優れるPTFEやピンホールの少ない塗膜のPFA、加工性を備えるETFE、変性塗料(テフロン™)などさまざまな種類のフッ素加工に対応できます。
フッ素樹脂コーティング以外では粉体樹脂コーティング、新表面処理法「FAコート」に対応する高耐食性コーティングにも対応。社内の機械のほとんどは自社設計・製作で、各種コーティングもその機械で行っています。
自動車部品や医療機器部品を製造するネオテックではコーティング加工など表面処理分野においても自動車や医療関連業界に数多くの実績があります。また輌機関連で冷間圧造品への2次加工も行っています。
ネオテックは自動車部品加工や医療機器関連用部品の製造を軸として特殊表面処理加工にも対応する製造・加工会社です。表面処理では自動ラインから特殊品のハンド処理までコーティング加工に対応しており、その中にフッ素樹脂コートも含まれます。
医療機器を扱っているためチリ、ホコリなどの付着防止のためにクリーンルームと同等の作業環境を構築。塗装工程ではガスケット乾燥や自動塗装機により安定加工を実現し、ISO9001(2007年3月取得)やISO13485(2012年9月取得)など品質マネジメントも徹底しています。
フッ素樹脂による表面加工の他には2硫化モリブデンやシリコンなど固体潤滑材を使用した表面処理を得意としており、自動車部品加工だけでなく電気・通信分野の金属部品製造・加工にもその技術力が生かされています。
フッ素樹脂(テフロン™)コーティングを中心とした表面処理加工を専門に行っており、家庭用品から工業製品までさまざまな業界の加工を行っています。
YMMフードサービスは株式会社は2020年に大東化成から事業譲渡されるかたちでコーティング事業部を立ち上げ、耐食性、潤滑性、離型性、純粋性に優れているテフロン™コーティング(フッ素樹脂コーティング)を主軸とした表面処理加工事業を展開しています。
この他にも、ゾルゲル複合材料技術によりファインセラミックを原材料にした無機系セラミックコーティング(DK-coat Infinity)や金属粉末やセラミック粉末を溶解状態にして基材に膜を形成する特殊コーティングも行っています。
フッ素コーティングは主に耐熱・潤滑塗装に用いられ、各種有機・無機ポリマーとフッ素樹脂を複合することで低摩擦係数、非粘着性、耐食性に優れた被膜を実現。摩擦低減のニーズの強い自動車産業の工業部品に使用されています。
オキテックは塗料メーカー・オキツモ株式会社の100%出資のコーティング会社です。塗料の性能を100%引き出すコーティング技術を開発し、通常では難しいコーティングを可能にするため研究を重ねています。
得意とする塗装領域は潤滑塗装、耐熱塗装、特殊塗装の3つ。中でもフッ素100%膜により高い潤滑性能を誇るMCFコーティングや特殊品・少量品の潤滑ポストコートなど潤滑塗装にフッ素樹脂コーティングが多く用いられています。
フッ素樹脂以外ではシリコーン樹脂を使った耐熱塗料を日本で初めて開発。その他、硬さ・光沢・非粘着・耐熱・色調などが一般的なフッ素樹脂塗料や耐熱塗料よりも優れるセラミック塗料(セラノ)も提供しています。
ドライルーブ(固体被膜潤滑剤)はオイルやグリースなどができない製品や摩擦や磨耗によるロスを軽減するためのコーティング被膜として、自動車機器の他に電気・電子機器や光学機器など繊細な取扱が求められる業界に多く用いられています。
東洋ドライルーブは1962年に固体被膜潤滑剤の専門会社として設立。ドライルーブと呼ばれる有機結合型の機能性被膜の研究開発から製品製造、コーティング加工、販売まで自社内で一貫して行っています。
ドライルーブは二硫化モリブデン、グラファイト、フッ素樹脂等の潤滑物質と各種特殊バインダーを配合。真空・放射線などの特殊環境や低温や高温など過酷な環境下でも摺動特性と安定性を維持できる特徴があります。
一貫生産体制なので要望に合わせた最適な提案が低コストで実現できるのがメリットで、品質の安定化や短納期も実現します。その他、自社研究設備を使用し、顧客から預かった塗料の分析・測定サービスも提供しています。
【連結子会社】
グラファイトやフッ素樹脂などの固体潤滑剤を使用した被膜処理は潤滑性や耐摩耗性、耐熱性に優れているため自動車部品に採用されることが多く、防錆被膜処理においてはエレクトロニクス部品メーカーとの取引があります。
グローバルコーティング株式会社は含浸剤や潤滑剤、防錆処理塗剤などの仕入先とタッグを組み、クライアントが希望する各種金属体やエレクトロニクス部品の加工処理を行ってきたコーティング特化の会社です。
仕入先と連携して最適な処理を提案する受注営業から製造加工、販売まで一貫したサービス体制で、品質管理にも注力。顧客満足度=信用という考えで、乾性被膜コーティングや含浸処理の開発・加工処理でISO9001を取得しています。
ヘンケル社の樹脂含浸剤・ロックタイトを採用したり、フッ素樹脂も含む乾性潤滑コーティング、ドルケン社が世界に誇る防錆処理塗剤・デルタコートなどと下地処理を組み合わせ、信頼性の高い部品加工を実現しています。
自動車部品加工に長年取り組んできたため、自動車業界には潤滑目的や絶縁用途などのコーティング実績が豊富にあります。また極細線コーティングに関する研究も続けてきたため医療機器向けコーティング部品にも対応しています。
1959年創立の金属加工会社です。自動車部品や精密機器などの加工や切削・研削とそれに関連して施されるコーティング処理加工による各種製品の高性能化を実現。顧客の試作加工や量産立ち上げをサポートで多くの実績を持っています。
高い絶縁性や摺動潤滑性が求められる場合にはフッ素樹脂コーティングで対応しますが、塗料による性能の違いを熟知しており、世界中の塗料から目的に応じて最適なコーティング膜をピックアップし加工・処理を行うので安心です。
フッ素樹脂以外にもセラミックや二硫化モリブデン、シリコン、ポリイミド、PEEK樹脂、金属膜のDLCなども取扱っており、極細線コーティング技術の開発により自動車部品や産業機器部品だけでなく医療・電子機器へのコーティングにも対応します。
【グループ会社】
株式会社大平製作所(プレス・金型製作):茨城県日立市石名坂町2-43-11
工業用ゴム・プラスチック製品の販売を行っている会社のため、家庭用品ではなく製造現場の効率化や品質の向上に役立つ商品をさまざまな業界に提供しています。コーティング加工は数ある取扱商品・サービスの中の一つです。
有限会社シンアイ産業は製造現場の問題を解決するゴム・プラスチック製品を販売する商社です。既製品を単に販売するだけでなく、顧客から要望を聞き製造メーカーに交渉して製品化まで行う提案型企業です。
取扱商品のフレキダクトや集塵機バグフィルター、ゴムシート、スポンジ、チューブ・ホースなど各種加工品と並んで、テフロン™コーティングも含むコーティング加工も対応できる体制になっています。
なおコーティングに関してはウレタンコーティング、PEEKコーティング、ゼロクリアーコーティングなどフッ素樹脂コーティングにこだわらず、製造現場に最適なコーティング加工を提案します。
株式会社エフシー
日熱工業株式会社
株式会社野村鍍金
フッ素樹脂コーティングは非粘着性、低摩擦性、耐摩耗性があるためエフシーではこびり付き防止を目的として食品機械を扱うメーカーで多く利用されています。工業製品は同様の理由で各種金型に活用されています。
株式会社エフシーはフッ素樹脂やセラミックコーティング、金属・セラミック溶射など表面処理加工を専門に行なっている会社です。小さい部品1個からでも請け負っており、平らなものだけでなく三次元の加工がされていても対応します。
フッ素樹脂コーティングにもバリエーションがあり、目的に応じてPTFE、PFA、FEPなど種類を使い分けするだけでなく新技術も積極的に導入。耐摩耗性に優れる架橋フッ素樹脂コーティングを独自技術で完成させたFCXTRAシリーズを提供しています。
この他、ゾルゲル法を利用したセラミック+フッ素樹脂の複合コーティングも行っています。一般的な複合コーティングとは異なり、プライマーに有機バインダーを使用しない方式で強固な接着性を実現しています。
日熱工業株式会社では用途や加工事例の詳細を公開していないため不明な部分が多いですが、フッ素コーティングを紹介する写真で食品のねり製品やスクリューのようなものが確認できるため工業製品に強いと考えられます。
日熱工業株式会社は各種コーティングに対応する表面加工処理の専門会社です。フッ素樹脂やセラミックコーティング技術をベースとし、目的に応じて遠赤外線コーティングを施すことでさらに硬質化を実現することが可能です。
フッ素樹脂コーティングはPTFE、FEP、PFA、ETFEに対応。PTFEは非粘着・離型・耐熱性が求められる場合に使用、PTFEが苦手な耐蝕性を必要とする場合はPFAやETFEを使用するなど種類を使い分けすることでさまざまな要望に応じています。
遠赤外線コーティングはホーローやセラミック、フッ素樹脂をバインダーとする独自のコーティング技術です。これを応用して半導体・精密機器用のヒーターや遠赤/野菜鮮度フィルムなど仕様に合わせた製作も行っています。
産業用機械の表面処理加工や設計・製作の他に表面処理プラントエンジニアリング、大型科学実験用設備など新分野の開発に積極的に取り組んでおり、最先端科学技術を結集した航空・宇宙産業にも対応しています。
株式会社野村鍍金は産業機械向けの表面処理加工の専門会社です。自ら製品の設計・製作を行うだけでなく表面処理設備の設計や操業指導などのコンサルティングや最先端技術を取り入れた新分野の研究開発にも取り組んでいます。
表面処理(コーティング)に関しては、工業用の単層メッキや合金めっき、各種溶射と並んでフッ素樹脂コーティングにも多くの加工実績があります。また硬質クロム皮膜とテフロン™皮膜と共存させた複合構成ロールにも対応しています。
硬質クロムめっきはものづくり日本大賞を始め、数々のコンクールで技術賞を受賞しており、特許件数も2021年3月現在44件。分析・試験機器など設備も充実し、めっき技能士など有資格者も多数在籍しており研究機関的な面もあります。
2003年、千葉県で創業したサーフ工業株式会社。フッ素樹脂コーティング、電解砥粒研磨など表面処理やプラント内設備工事などの関連事業を、幅広く提供している会社です。
フッ素樹脂コーティング事業においては、まず対象製品のjコーティング目的を「耐腐食性・耐薬品性」「帯電防止」「耐摩耗性・低摩擦性」「非粘着性・離型性」のいずれかに分類。それぞれの目的に応じ、「TCシリーズ」と呼ばれる多くのフッ素樹脂コーティング剤の中から、最適な一つをセレクトして提案します。
フッ素樹脂コーティングの他にも、目的次第では別のコーティングを提案することも可能。
明興工業株式会社は、1966年に設立されたフッ素樹脂・エンプラ加工の専門会社。エンプラ加工業界のパイオニアとして有名ですが、もともとはフッ素樹脂加工を専門にスタートした会社です。
製品の用途に応じ、PTFEやPFAなど7種類のフッ素樹脂を用意。専門スタッフがコンサルティングを行い、目的に合った最適なフッ素樹脂加工を提案します。
約束を守ることや納期を守ることなど、製品やサービス以前の「普通のこと」を徹底して行う企業体質。様々な業界から広く信頼を勝ち取ってきたゆえんでしょう。
1964年に大阪で設立された淀川ヒューテック株式会社。フッ素樹脂加工の大手として、その名は広く一般にも知られています。
もともとはフッ素樹脂加工専門の会社でしたが、時代のニーズに応じる形で、半導体や液晶などの様々な領域にも進出。会社をグループ化し、国内外にたくさんの拠点を設けて幅広いサービスを展開しています。
フッ素樹脂はもとより精密機械の製造なども行う企業として、環境保全に対する意識や責任感が高いことも同社の特徴。2015年には、環境保全に関する国際規格「ISO14001」認証を取得しています。
サーフ工業株式会社では、対応可能な業界などの区分を設けていません。フッ素樹脂コーティングの対象としてふさわしい製品であれば、業界を問わず積極的にサービスを提供します。
2003年、千葉県で創業したサーフ工業株式会社。フッ素樹脂コーティング、電解砥粒研磨など表面処理やプラント内設備工事などの関連事業を、幅広く提供している会社です。
フッ素樹脂コーティング事業においては、まず対象製品のjコーティング目的を「耐腐食性・耐薬品性」「帯電防止」「耐摩耗性・低摩擦性」「非粘着性・離型性」のいずれかに分類。それぞれの目的に応じ、「TCシリーズ」と呼ばれる多くのフッ素樹脂コーティング剤の中から、最適な一つをセレクトして提案します。
フッ素樹脂コーティングの他にも、目的次第では別のコーティングを提案することも可能。
列挙した業界は、実際に対応している業界のほんの一部とのこと。基本的には業界の区別なく、サービスが必要な業界に対してフットワーク軽く対応しています。
各種機器の製造・販売・メンテナンス等を広く手掛けるアルバックテクノ株式会社。事業部門を大きく8つに分け、そのうち「ケミカル事業」においてフッ素樹脂コーティングサービスを展開しています。
用意しているフッ素樹脂関連製品はTUFRAM[タフラム]、NEDOX[ニダックス]、NIFGRIP[ニフグリップ]、LECTROFLUOR[レクトロフロー]など。コーティング対象の目的や用途に応じ、専門スタッフが最適な製品を選択して提案しています。
食品業界や化学業界などからの受注が多い印象ですが、基本的に業界を絞り込む方針ではありません。クライアントからのニーズに応じ、製品を柔軟に自社生産しているので、どのような業界でも対応が可能でしょう。
1970年に福井で創業したコーティング関連の専門会社。フッ素樹脂コーティングを始め、ウレタンやポリエチレンなど計12種類の基本コーティング剤を用意し、クライアントの用途に応じた適切なサービスを提案・実施しています。
完成品のコーティング剤ではなく、自社工場で生産されたコーティング剤を使用。工場内には「大型粉体流動浸漬ライン」「量産向け自動ライン」「特殊対応生産ライン」など複数のラインを設定し、クライアントからの注文に応じてクオリティの高い製品を迅速に生産しています。
適切な提案力と質の高いサービスが評判を呼び、年間200件以上もの新規受注を獲得しているという、とても勢いのある会社です。
自動車業界、化学業界、医療機器業界などをメインに、多種多様な業界にフッ素樹脂コーティングサービスを提供しています。高度な技術力で少量多品種生産にも対応しているので、業界を問わず対応が可能です。
創業は実に明治40年。地元神戸はもとより、国内でも有数の老舗と言って良い各種加工の専門会社です。
事業内容は、フッ素樹脂コーティング加工やエンプラ加工、工業用パッキン、製缶・板金・金属加工など。隣接事業を幅広く手掛けている大野社ですが、最も得意かつ受注の多い事業が、フッ素樹脂関連事業とのことです。
フッ素樹脂コーティング剤については、ダイキン工業やスリーエムジャパンなどから原料調達をし、完成製品にいたるまで自社工場で生産。既製品とは異なるので、クライアントの用途・目的に応じて柔軟に製品を提供することが可能です。
ダイキン工業株式会社の関連企業ということもあり、業界の別はもとより、大手企業へのサービスも多く手掛けている印象。提供可能なフッ素樹脂関連製品・サービスの種類が非常に多いので、様々な業界に対応が可能でしょう。
東邦化成株式会社は、1956年に設立されたフッ素樹脂関連製品を専門とする会社。大資本・ダイキン工業の関連会社でもあります。
フッ素樹脂関連サービスにおいては、コンサルティングから素材選び、加工、納品・サービス提供までワンストップで対応。クリーンルームでの作業やマニュアルに基づいた完璧な検査体制をベースに、クオリティの高いフッ素樹脂関連サービスを提供しています。
フッ素樹脂関連サービスの他にも、半導体洗浄装置の設計・製造・販売でも全国的に定評のある会社です。
フッ素樹脂コーティングは、くっつき・焦げ・滑りが悪い・腐食など、ものづくりの現場での課題を解決し、効率性と安全性向上に寄与します。
山由製作所は1985年の創業以来、フッ素樹脂コーティング事業を行なっている、実績ある会社です。
3D・CAD・CAMシステムやシミュレーションソフトと5軸同時制御の超精密加工機によって、高品質・短納期での製作を実現。
機器の製作・コーティング・再コーティング・耐熱カラー塗装といった作業を全て自社工場で行なっており、クライアントそれぞれのニーズに応えるきめ細かいサービスと技術力こそが、山由製作所の強みといえるでしょう。
なお、再コーティングサービス「全国直送フッ素樹脂コーティング便」は、家庭のフライパンや生産ラインの1パーツまで、1個から大ロットまで、横幅1800mm×縦幅3500mm×高さ1700mmまでのサイズの加工が可能となっており、依頼物を受け取ってから最速3日で対応してくれます。
フッ素樹脂の持つ非粘着性・低摩擦性・耐腐食性・絶縁性といった特性を活かしたコーティングとライニングにより、さまざまな産業分野に向けた製品を開発・提供しています。
日本フッソテクノコート株式会社は1977年創業。
フッ素コーティング・テフロンコーティングにおける高い技術力と研究開発力が日本フッソテクノコートの強み。独自の製品を生み出すことでクライアントの要望や課題を解決に導く、まさにフッ素樹脂コーティングのプロ集団です。
他の工業材料では難しい特性が活かせるようになるとあって、幅広い用途に利用されているのがフッ素樹脂コーティング。株式会社ベストコーティングでは、顧客のニーズにマッチしたコーティングを実施している加工業者です。使用用途に合わせたコーティングが可能。公式HPには施工事例として食品製造用部品のコーティングが掲載されています。また、金型や部品へのコーティングにも対応。多様な業界に、依頼の目的に即した対応を提供しています。
フッ素樹脂コーティングは、さまざまな業界の機器に利用されるコーティング膜です。省力化や自動化にも大きく役立つ加工方法ですが、複数の塗料の中から効率よくコーティング材を選定する必要があります。工業向けの用途では、機器の使用環境に合わせたコーティング加工をするのがポイントです。
樹脂金型には、大手重電機メーカーの大型シリコン系金型に超平滑なコーティング加工を施したことで、驚異的な絶縁値※を実現しました。電機機器用の金型だけでなく、食品関連や化学関連に至るまで、多様な業界に対応しています。
参照元:アイフッソ技研有限会社公式HP(https://www.aifusso.co.jp/pc/free02.html)
フッ素樹脂コーティングでは、基材を単体で使用する場合と異なり、基材とコーティングの接着を高める技術が求められます。アイフッソ技研有限会社では、まずは使用する環境をヒアリングした上で、コーティングによって期待される効果が最大限発揮されるよう、300種類の塗料の中から適したものを提案。
フッ素樹脂コーティングは、食品調理用、耐食用、医療用などと用途別に加工します。顧客の要望に合わせたコーティング膜の仕様を決めてくれる提案力の高さがアイフッソ技研の特徴です。
フッ素樹脂は透明性や電気特性、さらに耐薬品性でメリットがあるため、電子部品の保護に利用されます。豊和産業株式会社では、基板や電子部品の保護のためのフッ素樹脂コーティングに対応しています。また離型材にも利用されているため、各種金型に活用されるケースもあるようです。
参照元:豊和産業株式会社公式HP(https://www.houwa-sangyo.co.jp/index.html)
フッ素樹脂は特性を活かして、さまざまな分野で広く使われているコーティング素材です。豊和産業株式会社では、昭和47年に設立されてから、電子業界に対応してきた実績があります。長年の経験で培ってきたコーティング技術で、適した塗膜方法によって電子部品を保護できるコーティングを施工します。
塗膜方法として、スピンコートやディスペンサーに対応しています。スピンコートとは、対象物を回転させた状態で、上からコーティング剤を滴下する方法です。均一なコーティングにできることが特徴。さらにディスペンサーは大量生産に向いている施工方法で、部分的に塗るのに適した方法です。
耐薬品性や撥水性などで優れているフッ素樹脂コーティングを半導体製造装置部品などに施工しています。その他には、機械部品に施工した実績や耐薬品に優れている特性を活かして、化学薬品接触部にコーティングした実績があります。
参照元:オジックテクノロジーズ公式HP(http://www.ogic.ne.jp/index.html)
オジテックテクノロジーズは、さまざまな表面処理を行っています。標準処理として、機械部品の防食や耐摩耗性向上を図るアルマイト、半導体部品などに施すフッ素樹脂コーティング、さらにステンレスのヤケを除去するSUS酸洗いを行います。さらに工業用金めっきや内面研磨にも対応可能です。
めっき技術コンクールで受賞するなど、確かな技術を持っているオジテックテクノロジーズでは、高い品質の加工を期待できます。
フッ素樹脂コーディングを提供している中心業界はどこか、記載はありませんでした。ただし、主要取引先を見ると粉体はハンドリングの会社や、機械産業、バネの会社などが見受けられます。フッ素樹脂コーティングは産業部品から生活用品まで幅広く活用されているものです。株式会社クリエイティブ・コーディングは、フッ素樹脂コーティングを求める業界を技術力でサポートしているのです。
株式会社クリエイティブ・コーティングは、フッ素樹脂コーティングを取り扱っています。また、PTFEやPFA、FEPのコーティングにも対応できる会社です。平成20年(2008)8月に、機能塗装業として創業。2015年に、経営革新激励表彰を受賞しました。2
企業理念に「最良の表面機能を絶えず追求」という文言が含まれています。実際に、フッ素樹脂コーティングだけではなく、その時の新しいニーズを見つけ、実現するための塗装や塗布方法の開発と提案を精力的に行っているのが特徴です。
製造装置や検査装置や産業用ロボットパーツなど、主に製造関係の業界や業種に強いようです。
フッ素樹脂コーティングを短納期、全国対応できます。品質管理では三次元測定機「MITUTOYO CRYSTA-ApexS」画像寸法測定機「KEYENCE IM-6700」といった比較的新しい設備を導入し、良品率100%を目指しているのが特徴です。
他に、検査と検測工具を豊富に備え、製造部と品質管理部によるトリプルチェックを実施。不良品を出さないように、万が一出たときも製造部と品質管理部が原因を追求して、今後同様の問題が起きないよう対処しています。
低摩擦性、非粘着性に特に優れ、また耐薬品性、耐蝕性、耐熱性、電気絶縁性などを持つフッ素樹脂の特性を生かし、主に食品製造の金型治具や美容院で使うヘアーアイロンなどに用いられています。また自動車や産業用ロボットの部品、カメラの部品にも使用されています。
フッ素樹脂コーティングとは、ガラス製品の表面にフッ素樹脂をコーティングする技術のことです。これにより、ガラスの強度を上げつつ、破損した場合には飛散防止にもなります。コーティングで使用されるフッ素樹脂は純度が極めて高く、不純物が混入する恐れはありません。
ニュー・サンワでは、フッ素樹脂コーティングにダイキン工業(株)ネオフロン®を使用。 鉄、アルミ、ステンレスなどの金属や、セラミックなど。165~400℃の塗料の焼成温度に耐えられるものが対象です。
また、フッ素樹脂コーティングのほか、ウレタンコーティングにこだわっているのも特徴で、ウレタンコーティングは基材や機器の保護に向いているコーティングで、耐摩耗・防音性に優れているものです。
コーティングだけでなく、「プレートミックスミル」などを自社で開発しているのも特筆したい点。
表面処理コーティングのエキスパートであるエヌテックでは、材質ごとに機材への密着性が変わるものの、金属全般のコーティングを可能としています。
小さな部品1つから対応しており、そうした小部品へのコーティングも得意としています。 例えば、スプレーガンでコーティングできないような極細のパイプであったり、複雑な形をしている部品でも場合によっては表面処理可能です。 納期は、数量・コーティング範囲・グレードによって差が生じますが、基本的に1週間ほど納品することができます。
また、フライパン再加工を行っており、法人だけでなく個人の依頼も引き受けているのが大きな特徴。
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全国のフッ素樹脂コーティング会社を調査し、上の選び方ポイントを踏まえたうえで、全国3拠点以上の事業所(従業員数80名以上)を保有し、またコスト品質納期(QCD)が厳しい自動車業界での実績があり、多種多様なフッ素樹脂コーティングを取り扱う会社3社をピックアップしました。(2021年5月時点調査)